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転職市場での効き方
1級建築施工管理技士
S=上位の配置・選任に就ける(監理技術者・専任の技術管理者など)
17業種で監理技術者になれる(建設業法)
「4週8閉所」を自分の休みだと思っていませんか
求人票の「4週8閉所」は、現場が閉まる日の数です。あなたが休んだ日の数ではありません。
日建連の2024年度通期の集計では、建築現場の4週8閉所以上は50.2%。同じ年度の建築の作業所勤務社員の4週8休以上は87.2%です。
現場が閉まる日は半分。それでも社員の9割近くは4週8休以上を取れたと報告されています。数える対象が現場と社員で違うので、この2つは同時に成立します。
同じ年度・同じ会員企業の調査です。離れ方は建築37ポイント・土木19ポイントで、建築のほうが2倍近く大きいです。
37ポイント
日建連2024年度通期。建築現場の4週8閉所以上50.2%と、建築の作業所勤務社員の4週8休以上87.2%の差(土木は72.8%→91.7%で19ポイント)。2つは別々の調査で、数える対象が現場と社員、母集団も違う(社員側は原則として技術社員が対象・派遣社員を除く)。この差は、書類上だけ休んだことになっている証拠ではありません。
この先は、建設業を扱う転職サービスの案内ページです。求人票そのものはこのページでは扱っていません。求人を検索できるか、会員登録が要るかはサービスごとに違うので、リンク先の説明で確かめてください。
転職先の選択肢を見る転職するかどうかは、求人を見てから決めれば大丈夫です。
この数字が意味すること
「閉所」は現場の数字、「4週8休」は社員の数字です。日建連の定義では、保安担当者だけが出勤する日も閉所日に数えます。建築は現場を開けたまま交代で回すため、2つは同時に成立します。求人票の閉所率を見ても、あなたの土曜がどうなるかは分かりません。
日建連は2025年度から、社員の「4週8休」調査をやめて「年間休日日数」調査に切り替えました。2026年度以降は年間閉所数の年1回調査になります。物差しが現場から社員に動いています。聞く言葉も「4週8閉所ですか」ではなく「年間休日は何日で、実際は何日取れていますか」です。
最新の2025年度通期では建築59.4%・土木75.6%。2019年度は19.3%と34.0%で、差は14.7ポイントから16.2ポイントになり、6年たっても縮んでいません。建築の9.2%、591現場は今も4週5閉所未満です。この差が会社ごとの違いだけで説明できるとは言えません。見るとすれば、その会社が相手にしている発注者です。
1級建築施工管理技士を持つ人が、先に知りたいこと
求人票の「4週8閉所」は、自分が土曜に休めるという意味ですか
現場が閉まる日の数です。社員が休んだ日の数ではありません。日建連2024年度通期で、建築現場の4週8閉所以上は50.2%、建築の作業所勤務社員の4週8休以上は87.2%。この2つは別々の集計で、数えている対象が違います。建築は現場を開けたまま交代で回すため、閉所の数字からあなたの土曜は分かりません。
建築は土木より休めないって本当ですか。会社を変えれば直りますか
日建連の2025年度通期(2026年9月18日公表)で4週8閉所以上は建築59.4%、土木75.6%。2019年度は建築19.3%・土木34.0%でした。差は14.7ポイントから16.2ポイントになり、6年たっても縮んでいません。会社を変えれば直る、とは言えません。見るとすれば、移る先が取っている仕事の発注者です。
休めないのは会社のせいですか、施主のせいですか
どちらか一方のせいとは言い切れません。ただし、発注者側の影響が残っていることをうかがわせる数字はあります。日建連が適正工期確保宣言に基づいて見積を出し、それが契約に反映された工事でも、2024年度に竣工した771現場のうち25.0%(193現場)が4週8閉所に届きませんでした。実現できなかった主な発注者として挙がっているのは、不動産26件、製造業19件、学校教育14件です。報告書に載っているのは主な発注者だけで、193現場すべての内訳はこの資料では確かめられません。またこの771現場は、土木と建築を分けていない集計です。
一級建築士がないと、発注者側・デベロッパー・CMには行けませんか
設計と工事監理の独占業務は建築士のものです。ただしそれは設計・工事監理の話で、現場を出る仕事がすべて建築士の独占業務になっているわけではありません。一級建築士が必須かどうかは、求人ごとに違います。このページでは、必須でない職種がどれだけあるかを示せる一次資料を見つけられませんでした。応募要件欄で確かめてください。
ゼネコンを出たら年収はどうなりますか
賃金の公的統計は職種別に集計されていて、資格別の区分は立っていません。公表されているのは職種別の月額と賞与です。建築技術者は月43.5万円・年間賞与120万円(令和6年賃金構造基本統計調査・産業計・男女計・企業規模計)。12か月分と賞与を足すと642万円になりますが、これは統計が年収として公表している数字ではなく、このページでの換算です。平均43.6歳・41,276人の平均で、地域・企業規模・経験年数で大きく動きます。自分の条件との差は、実際の求人票の条件欄で見るのが早いです。
判定の根拠となる法令・一次資料
以下は一次資料に基づく要点の要約です(原文は各カードの出典リンクから)。これらの資料が示す配置・登録の要件を、当サイトの基準に当てはめて判定しています。
ここは言い切れません
判定の適用条件と、この資料だけでは言い切れない点です。
- この閉所率の調査対象は「請負金1億円以上かつ工期4カ月以上」の現場で、年度ごとに母集団が違う。2024年度通期は15,238現場(社員側の集計は57,805名)、2025年度通期は88社・12,506現場(建築6,438・土木6,068)。いずれも日建連会員のうち回答した会社の集計で、業界全体の平均ではない
- 社員の休日取得のほうは「原則として技術社員」が対象で派遣社員を除く。母集団が違うので、37ポイントの差がそのまま「書類上だけ休んだことになっている」証拠になるわけではない
- 統計はどの会社・どの現場にも当てはまるわけではない。適正工期確保宣言の調査(771現場)は土木と建築を分けていない。個々の求人の条件は求人ごとに違う
- 642万円は月額×12+年間賞与の換算値で、統計が「年収」として公表している数字ではない。賃金統計は職種別に集計されていて資格別の区分は立っておらず、年収が上がる・評価されるとは言えない
- 資格手当の額と企業別の平均年収は、媒体の集計しか見つからなかったのでこのページでは使っていない。一級建築士が必須でない職種がどれだけあるかも、一次資料を見つけられなかったので数字にしていない
いま、このページでできること
求人票を見るときは、「4週8閉所」ではなく年間休日日数を先に見てください。次に、その会社がどの発注者の仕事を取っているかを見ます。実際に取れているかは、面接で「去年の実績は何日でしたか」と聞くのが確実です。一級建築士が要るかは応募要件欄に書いてあります。このページは求人を出していないので、求人票そのものは各転職サービス側で見ることになります。応募するかは、見てから決めれば大丈夫です。
この先は、建設業を扱う転職サービスの案内ページです。求人票そのものはこのページでは扱っていません。求人を検索できるか、会員登録が要るかはサービスごとに違うので、リンク先の説明で確かめてください。
転職先の選択肢を見る転職するかどうかは、求人を見てから決めれば大丈夫です。
資格を活かせる転職先の例
監理技術者の配置が必要な工事を持つ会社が候補になります。業種によっては資格取得後の実務経験が必要です。
他にも資格をお持ちなら、同じ物差しの判定を確認できます